DO52Pro 製作記 1: 開封と、部品の確認。入っていたもの、別に用意したもの
製作の進み具合■□□□□□□□1 / 8
AliExpress で買った、トラックポイントと5方向スイッチ付きの分割キーボードキット「DO52Pro」を、やっと、開封しました。自作キーボードは、初めてです。日本語の情報はほとんどなく、公式の手順は、中国語の動画だけでした。
買った理由
ガジェットの界隈で、分割キーボードが、話題になっていました。KeyBall、roBa2、moNa2 など、魅力的なものが、いろいろ出ていますが、どれも、なかなか高価です。
そんな中、諭吉1枚(1万円)に収まるキーボードキットが、AliExpress に出ているのを見つけました。情報は、ほとんどありません。それでも、安さに釣られて、買ってしまいました。
ところが、自分の知見の少なさから、届いたあとは、ビビってしまって、しばらく、開封できずにいました。
そんな頃、AI の有用性を、感じ始めていました。「もしかして、キーボードキットの製作にも、AI が役立つのでは?」と思い、製作に、踏み切りました。
この記事で書くこと
この記事では、箱の中に何が入っていて、何を別に用意したのかを、写真で整理します。組み立てに入る前の、部品の棚卸しです。机いっぱいに、部品を並べたら、それだけで、ワクワクしてきました。ここから、少しずつ、キーボードにしていきます。
同じキットでも、出品ページや時期によって、入っている物が違う可能性があります。あくまで、私の手元の記録です。
ケース用のアクリル板と、基板(PCB)
ケースは、アクリルの板を重ねて作ります。茶色の紙(保護紙)が付いたままの状態で届きました。保護紙は、組み立ての直前まで、剥がさずに置いておきます。
基板(PCB)は、左右で同じ設計のものが、2枚です。右手用は、裏返して使います。
アクリル板は、次のとおりでした。
- 四角い穴が並んだスイッチプレート: 左右で2枚
- 外周だけのミドルフレーム: 左右で2枚
- 大きな平らな底板: 2枚(重なって入っていました)
- 細長い側面の板: 6枚
小さな部品と、ダイオード
| 部品 | 数 |
|---|---|
| 抵抗(5本線の金属皮膜) | 3本(4.7kΩが2本、100kΩが1本) |
| 電解コンデンサ | 1個(2.2µF 50V) |
| 5方向スイッチ | 2個 |
| 黒いノブ(3D プリント) | 2個 |
| 赤いキャップ(トラックポイント用) | 1個 |
| TRRS ジャック | 2個 |
| トラックポイントのモジュール | 1個 |
| ダイオード(1N4148 型) | 65本 |
ネジ、スペーサー
ネジと真鍮のスペーサーは、長さの違うものが、たくさん入っていました。使う場所は、組み立てながら、合わせていきます。
別に用意したもの
キットには入っていなかったので、別に買いました。
| 部品 | 数 | メモ |
|---|---|---|
| ホットスワップソケット | 60個 | 必要なのは、左右で56個 |
| Pro Micro 互換ボード | 2枚 | ATmega32U4、Type-C |
| TRRS ケーブル | 1本 | 約1m。持ち運びには、太くて重め。私が買ったのは、YFFSFDC 3.5mm TRRS ケーブル(メタル、1m) |
足りなかったもの
- キースイッチとキーキャップ: 手持ちの中古を、使うことにしました。
- はんだごて: こて本体と、はんだは、もともと持っていました。ただ、安価なもので、グリップからこて先までが長く、使いにくかったです。今回は、はんだ付けの箇所が、かなり多いこと、今後の電子工作へのモチベーションにもなることから、はんだごても、新しく買いました。
- 半田付けの周辺の道具: 手元にそろっていなかったものを、少し前に買いました。
| 道具 | 商品 |
|---|---|
| はんだごて(新しく購入) | goot デジタル温調はんだごて PX-280(温度調整 200〜500℃) |
| フラックス | HOZAN フラックス H-722AZ(鉛フリー対応、ハケ付きキャップ) |
| 作業マット | KaiYi 半田マット(35×25cm、耐熱500℃、絶縁) |
| IPA(洗浄用) | BEANEW イソプロピルアルコール 1L |
| こて台 | goot はんだこて台 ST27(セラミックヒーター用、こて先クリーナー付き) |
| IPA を入れる容器 | 針付きニードルボトル(20ml、5個入り) |
針付きのニードルボトルには、IPA を入れて使っています。針の先から、少量ずつ出せるので、基板の、フラックスを拭き取る作業に使いやすいです。
部品の数
左右それぞれで、キーの位置は28か所でした。ダイオードとソケットは、合計56個が必要で、手持ちでは足ります(ダイオードは9本、ソケットは4個の予備)。
情報が少ない
公式の組み立て資料は、見つかりませんでした。次のものが、手がかりでした。
- 販売元が案内した、中国語の解説動画(Bilibili)。DO42(42キー版)の組み立てが中心です。
- 有志が実機を分解して、回路図を再現したリポジトリ(GitHub の ilfmoussa/do52pro)。ただし、こちらはマイコンが RP2040 という前提で、私のキットの、Pro Micro(ATmega32U4)とは違いました。
同じ「DO52Pro」でも、バージョンによって、基板やファームウェアが違うことがあるようです。
次の記事
次は、いよいよ、はんだ付けの第一歩です。ダイオードと抵抗、TRRS ジャックを付けます。
DO52Pro分割キーボード自作キーボード開封