DO52Pro 製作記 3: Pro Micro とホットスワップソケットを付ける
製作の進み具合■■■□□□□□3 / 8
ダイオードを付けたあとは、Pro Micro(マイコン)と、ホットスワップソケットです。ソケットを付けておくと、スイッチを、はんだ付けなしで、差し替えられます。この記事は、その2つの記録です。
作業の順番について: 記事は、部品ごとにまとめたので、実際の作業の順番と、前後しています。実際は、Pro Micro を付けたあと、製作記4のファームウェアの書き込みと、パッドをピンセットでつなぐ入力の確認をして、そのあとで、ソケットを付けました。
作業は自己責任でお願いします。基板のバージョンによって、位置や向きが違う可能性があります。
Pro Micro を付ける
ピンヘッダ
Pro Micro は、ピンヘッダ(12ピン×2本)を使って、基板に付けます。
- ヘッダの長い側を、基板の穴に通します。黒い樹脂の部分が、基板の表面に載ります。
- その上に、Pro Micro を載せます(ヘッダの短い側が、Pro Micro の穴に通ります)。
- Pro Micro の「TX0」のピンを、基板の「TX0」の四角いパッドに合わせます。
私は、ソケット式にはせず、ピンヘッダを、そのまま半田付けしました。
左右で、向きが違う
左右の基板は、同じ設計なので、右半分は、Pro Micro を、裏返して付けます。
| Pro Micro の向き | |
|---|---|
| 左半分 | チップの面が、上 |
| 右半分 | 裏返し(チップの面が、基板側) |
Pro Micro が載ると、ただの板が、急に、電子機器の顔つきになります。
半田付けの順番
- 対角の2ピンだけを、先に半田付けして、仮止めします。
- Pro Micro が、基板と平行か、USB-C が、基板の端に合っているかを、確認します。
- 問題なければ、残りの全ピンを、半田付けします(Pro Micro 側、基板側)。
- 余った長い足を、半田の根元の近くで、切ります。長いままだと、ケースの底板や、スペーサーに当たります。
- USB をつなぐ前に、テスターで、VCC と GND の間を測って、ショートしていないことを確認します(詳しくは、製作記4)。
半田がくすんで、粗くなったピンは、フラックスを足して、こてで溶かし直すと、光沢が出ます。
ホットスワップソケットを付ける
どの面に付けるか
ホットスワップソケットは、部品を載せた面の、反対側に付けます。ダイオードや、Pro Micro のある面から、スイッチを差す形です。ソケットを付けるのは、ヘッダの足を半田付けした面です。
まず、1個だけ
いきなり全部は付けず、まず1個だけ、ソケットを付けて、スイッチを差してみました。面と向きが合っているかの、確認です。
スイッチを差して、押せたときは、ようやく「キーボードの部品」になってきた、と感じました。
1個目で失敗すれば、ほかの55個を、無駄にしません。
付けかた
- 片方のパッドに、予備の半田を、少量のせます。
- ソケットを、ピンセットで押さえて、予備の半田を溶かして、仮固定します。
- もう一方のパッドを、半田付けします。
熱は、1つのパッドに、数秒までにします。長く当てると、ソケットの樹脂が、変形します。ソケットは、手持ちが60個で、必要なのが56個なので、予備は4個しかありません。慎重に進めました。
10個ずつ、確認する
一度に全部は付けず、10個前後ずつ付けては、スイッチを差して、キーテスターで反応を確かめました。反応しなければ、そのソケットの半田を、見直します。
28個、完成
28個のスイッチが、ずらっと並んだ姿は、もう、キーボードにしか見えません(キーキャップは、まだ付いていませんが)。
右から2列目の、一番下のスイッチが、少し傾いて見えます。基板の外形の曲線に合わせて、穴の位置が、回転しているためで、ソケットとスイッチは、平らに収まっていました。
左半分も、同じ要領で、28個を付けました。
後始末
フラックスの汚れは、IPA(イソプロピルアルコール)を含ませた歯ブラシで、洗い落としました。
つまずいたこと、気をつけたこと
- 面を間違えない。 ダイオードのある面とは、反対の面です。
- 右半分は、Pro Micro を裏返す。 左と同じ感覚で、載せないこと。
- 熱を、かけすぎない。 1個あたり、数秒。
- 全部付ける前に、1個だけ試す。 向きと、スイッチの収まりを確認できます。
- 予備が少ない場合は、特に慎重に。 私は、56個必要なところ、手持ちが60個でした。
次の記事
次は、ファームウェアを書き込んで、この基板を、キーボードとして動かします。
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